雪への備えを見直してみよう

⛄雪への備えを見直してみよう

ではこうした情報をもとに、われわれはどう行動すればいいのだろうか。

白線の上や踏み固められたバス停やタクシー乗り場などは、滑りやすいので気をつけて。交通インフラが寸断されると地域で孤立したり、物流に影響が出たりする場合も。雪が降り始める前に、日頃からチェックしておこう。

持病の薬や食料など日常生活でなくなると困るものは数日分の確保をしておこう。送電線への着雪や雪の重みによる倒木などが原因で、停電が発生する恐れもあるため、防寒対策も重要。電気を使わない暖房器具が安全に使える状態か、灯油など燃料もあるかあらかじめ確認を。雪が降り出してからでは、除雪用品やスタッドレスタイヤなどは売り切れてしまうことも。何事も早めに準備しておきたい。
今年の冬は、ラニーニャ現象の影響で、日本海側で雪の降りやすい冬型の気圧配置が強まる傾向にあるという。最新の気象情報や提供される情報をうまく使って、あなた自身や、あなたの家族の生活を雪害から守ろう。